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映画「死刑にいたる病」

2023.01.07

配給:クロックワークス 監督:白石 和彌 脚本:高田 亮

出演:阿部サダヲ、岡田健史、岩田剛典、他


櫛木 理宇の同名小説の映画化作品。監督は、映画「孤狼の血」などを手掛けた、白石 和彌さん。

主演は、コメディーからシリアスまでこなす俳優、阿部サダヲさんと、若手俳優の岡田健史さんがダブ

ルキャストのような形でキャスティングされています。

簡単なあらすじは、ある連続殺人犯が、最後の事件だけ、冤罪を主張し、その冤罪の証明を、親交のあ

った大学生の男に依頼し、その捜査をするうちに、驚きの真相にたどり着く、というお話です。

サスペンスですが、猟奇物です。苦手な方は要注意です。若干のグロものです。

そのほか、サイコパスものでもあると思います。殺人犯が社会に溶け込み、魅力ある人物として

周りの人が彼に好意を抱かずにはいられない、という描き方をされています。

実際に、世にいるサイコパスは、優れた能力、優れた外見で、周りの人を魅了する人が多いと

聞いたことがあります。この物語の殺人鬼は、そういった、実際にある話を元に描かれていると

思われます。

小説とはエンディングが違うようで、キャッチコピーでは、「映画史に残るラスト」とあります。

「あーそうきたか」というラストですね。どんでん返し、というほどではないと個人的には思います。

阿部サダヲさんの怪演も見どころですね。よく見ると、阿部サダヲさんの目は気味が悪いです(失礼す

ぎる)。そのぐらい不気味な演技をされています。見事です。阿部サダヲさんは多分いい人です。

その他、この映画には最近復帰して活動が目覚ましい中山美穂さんが出演されています。

若かりし頃とは違った演技が見どころと、個人的には思います。

阿部サダヲさんが好き、猟奇物が好き、グロものが観たい、そういう方にお勧めです。

公式サイトはこちら

       

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