映画「12番目の容疑者」

配給：ファインフィルムズ　監督、脚本：コ・ミョンソン　出演：キム・サンギョン、パク・ソニョン

韓国映画です。密室推理劇です。ミステリーですね。

舞台は、朝鮮戦争休戦後の1953年の韓国、明洞。この映画は、この設定がキーとなっています。

明洞の一角にある喫茶店の常連客の一人の詩人が殺害された事件の捜査のために、

警察ではなく、なぜか陸軍特務部隊上士がやって来て、その陸軍上士が、容疑者としてその喫茶店の常

連客と店のマスターとマダムを事情聴取し始め、やがてその詩人殺害と同時に、一人の女学生も殺害さ

れていたことが判明し、一同が疑心暗鬼になる中、物語はやがて思わぬ方向へと・・・

という物語です。

韓国の名のある俳優たちが出演しているらしく、演技バトルのようなものが見ごたえのある作品です。

（私はあまり韓国の俳優を存じ上げません。申し訳ありません）

このミステリーの謎のヒントとしては、韓国というお国柄をトリックといいますか、

題材に選んだ作品ではないでしょうか。たいへんな立場の国、ということが言えると思います。

ほぼ喫茶店内での劇なので、目まぐるしい展開はありません。

かといって、話し合いだけの展開かというと、そうでもありません。

観る人は要注意です。

ひょっとすると、俳優さんたちの演技もキーになっている可能性がありますね。

一人一人の演技にも注目です。

あなたはこの謎、見破れるか？

ミステリー好きな方、韓国映画が好きな方はぜひ。

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